ボーリング場でかっこよく助走をきめ、いい音を鳴らしてストライクを出している方を見たことがあると思います!
あの助走、実は計算された助走だということをご存知でしょうか?
ただ、闇雲に走っているのでは、よいスコアは出せません。
正しい助走を覚えることで、必ずスコアアップにつながります。
(そして洗練されたその動きでちょっとモテるようになります(笑))
今回はよいスコアが出せる「助走」のポイントをご紹介いたします(^^♪
Contents
ボーリングの助走がなぜ大事なのか?
ボーリングはリズムが命!
たまに、投球時にリズムが合わなくて、うまく投球できない時はありませんか?
リズムにのると、投球フォームを整えるとともに、ボールの軌道が安定します。
つまりいつも同じ流れで同じ場所に投げられるようになってくるということ。
これはつまり、ストライクやスペアを狙いやすくなるということです!
別記事で取り上げていますが、ボーリングのスコアアップはストライク・スペア無くしては望めません。
如何にオープンフレーム(ストライク・スペアじゃないフレーム)を減らしていくかが当面の目標となります。
そういった意味で、
という流れになるわけです。
基本は4歩または5歩助走
助走の基本は4歩又は5歩と言われています。
大体この2パターンを実践されている方が多いのではないでしょうか。
どちらも試してみて、ご自身が投球しやすい方を見つけてみましょう。
どっちが良いか分からない!
そんなアナタには筆者から「4歩」をお勧めします!
理由は簡単☆
ボーリングは”安定が命“。
1歩でも歩数が少ない方が、リズムが狂うタイミング・リスクを減らすことが出来るからです。
逆に歩数が多いとその分ボールに対する水平方向の加速度を付加できますので、足による球威UPが望めるというメリットがあります。
が、こちらに関しては「力み」にも繋がってきてしまうので初心者のうちは気にしないほうが良いと思います。
以下に各助走の足の出し方を書いておきます。
4歩助走の足の出し方
右投げの方は右足からスタート。
左投げの方は左足からスタート。
そう、利き腕と同じ足からスタートして4歩となります。
5歩助走の足の出し方
右投げの方は左足からスタート。
左投げの方は右足からスタート。
当然ですが1歩追加されたので今度はさっきの逆。
利き腕と同じ足からスタートして5歩となります。
☆ここでポイント☆
助走中はゆっくり、すり足で助走をするとよい!
何故ならば、速足だと投球フォームが乱れるから。
投球フォームを意識しながら、リズムよく行いましょう(^^♪
前後(距離)はファウルラインからどのくらい?
前提としてファールラインを越えてしまうとアウトですので、ファールラインは超えないこと!
ファールラインを越えてしまうとスコアとして加点されないばかりか、レーンに塗られているオイルに足をとられて転倒することもあるので、要注意です!
よくレーン付近でステン!と転がったり足を取られている方を見かけると思います。
あぁいった方たちは助走の距離が正しくできていない証拠。
若い男女グループでかっこつけて男性陣がやっているようなイメージがありますが、中身を知ってしまうと決してかっこ良くないので気を付けてください( ´艸`)
ではどうすれば良いのでしょう。
立ち位置の目安はファールラインから4歩半または5歩半後ろが最適です。
距離の測り方としては、
- ピンに背を向けて立つ。
- ファールラインから20cm程度離れたところにかかとを置く。
- そこから自分の助走歩数分(4歩助走なら4歩、5歩助走なら5歩)を大きめの歩幅で歩く。
- 更にもう半歩歩く。
そこがあなたの助走スタート地点です。
板目や機材の位置関係などを参考にしっかり把握し、毎回同じ場所からスタートできるようにしましょう。
助走のスピードはどのくらいが良い?リズム、テンポも大切
先にも記載しましたが、ボーリングの投球はリズムよく行うことが大切です。
また、ゆっくりとすり足で行うことで狙いもつけやすくなります。
イメージは・・・
「タン・タン・タン・ターーン」という感じかと思います。。。
言葉で説明すると、こんな感じです。
- 一歩目。
右手と右足が一緒に出る。 - 二歩目。
左足が出た時に右手が下に降りる。 - 三歩目。
右足が出て右手はバックスイングの頂点へ。 - 四歩目。
スライドしながらスイング。
なおボールを持った手を振りかぶる際は、力業で上げないこと。
力んで投球が乱れるばかりでなく、怪我にも繋がります。
ボールの重さを利用して、振り子の原理でブランブランとスイングしましょう。
助走の方向は斜めが正解?
意外と初心者の方々が気にされない助走の方向について。
これはずばり真っすぐ、斜め、どちらも正解です。
まっすぐ狙う場合は助走スタート位置の真正面でリリースすることになります。
斜め助走の場合はスタート時点から少し位置がずれてリリースです。
どちらでも構わないのですが、それを意識してコントロール出来ているかというのが重要ポイント。
「今日はなんか調子悪いなぁ。」というときありますよね。
こういった場合、もちろんリズムやスイングが乱れていることもあるのですが、意外とあるのが無意識に助走がいつもと変わってしまっている、ということ。
まっすぐ助走るうのであれば「まっすぐ助走するんだ!」。
斜め助走なら「このくらいの角度で斜め助走するんだ!」。
というのを意識しながら助走するようにしてください。
意外と、真っすぐに投球しているつもりでも曲がったりしていることがありますよ。
助走の方向が安定してきたら助走方向を変えても問題はありません。
但し、慣れるまではどちらかに絞って助走の感覚を体にしみこませましょう(^^♪
助走中の動きが分かる動画
今回は動画で助走の動きを確認してみましょう(^^♪わかりやすい動画をご紹介いたします!
こちらの動画は4歩助走、5歩助走について詳しく解説されています!
1歩ずつフォームについても見せてくれているので、分かりやすいです!
また、お薦めの練習法として、一度自分の投球時の姿も動画で撮ってみてはいかがでしょうか?
自分の姿を確認すると、癖や悪いところを見つけて修正しやすくなりますよ!
まとめ
今回はボーリングでよいスコアが出せる「助走」についてご紹介いたしました(^^♪
「助走」のオススメスタイルは2種類!
どちらがご自身にあうか確認してみましょう。
また、助走は家でも練習できますね!
動画を見ながら練習をしてボーリング場でかっこよく助走をきめてみませんか?
助走スタイルが整えば、スコアアップも期待できますよ (^^♪