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ボーリングにおけるボールの選び方!素材やコアの種類など【マイボール編】

ボーリング上達の近道は「自分にあったボールでプレーする」ことです(^^)

段々とスコアが伸び、安定して100後半のスコアが出るようになったアナタ。

そろそろちゃんとしたマイボールが欲しくなってきたところではないでしょうか。

でも自分に最適なカバーストック、コアって中々見つけづらいですよね。

「Ra値ってなんだよ!」という方もいらっしゃることでしょう。

ということで今回は「マイボール」を作る際のポイントをご紹介いたします♪

マイボールがあるとボーリング上達は格段に早くなりますよ!

この記事を読めばマイボールを作るうえで必要なことが全て丸分かり♪

Contents

ボーリングのボール選びに欠かせないカバーストック(素材)について

ボーリングボールを作るときはご自身のレベルに合わせた、ボールのカバーストック(素材)を選ぶことが大切です。

ボーリングのボール表面に使われている素材(カバーストックと言います)の違いで、ボールの走りやカーブの起点が変わってきます。

ボールリアクションを決定づける最も大きな要素となるのが摩擦力です。

ボールの曲がりを決定づける要素として以下のようなことが言われています。

カバーストック 70%

コア(ボールの中に入っている重石) 20%

レイアウト(指の穴の開ける位置) 10%

自分のイメージするボールの軌道、動きにあったカバーストックを選んでいきましょう。

では、主なボールの素材についてご紹介いたします!

次の項目ではカバーストックの種類と、それぞれの性能について解説しています。

カバーストック(素材)の種類と性能

カバーストック(素材)は下記のように分類できます。

ポリエステル

投球時のボールの曲がりが少ないので、スペアカバー用に使用されることが多く、初心者にも扱いやすいタイプです。

また比較的安価であることも特徴の一つ。

また、加工がしやすいので、さまざまな絵柄のボールが発売されています。

デザイン性が高いのも特徴ですね。

自分の好きな絵柄のボールを作ってモチベーションアップにもつながりますよ♪

ウレタン

レーン表面のコーティング素材と同じ材質なので、ポリエステルよりは高い摩擦力で安定したフックが得られます。

ただ全体的に見ると「曲がらないボール」という印象が強い。
(投げ方によってはちゃんと曲がります)

ちなみにボウリング場においてあるハウスボールはこのウレタン製が多いようです。

リアクティブソリッド

さまざまな素材を組み合わせたアクティブ素材であり、強い摩擦力が特徴です。

現在の主流のカバーストックとなっています。

オイルのレーンと相性が良く、オイルが厚いレーンでプレーする場合にオススメです。

オイルの上でも動こうとするくらい摩擦が強く、手前から曲がろうとしてくれます。

以下のリアクティブパールと比べると全体的に緩やかなカーブといった印象。

その分オイルを吸いながら転がるので、メンテナンスが重要になってきます。

リアクティブパール

同じくリアクティブ素材で摩擦の強いリアクティブパール。

リアクティブソリッドと比べるとオイルには弱くレーン終盤のドライゾーン(オイルがないところ)まではしっかりと走ってそこからカクっと曲がるという特徴を持っています。

流行りの「走ってキレるボール」の代表格ですね☆

 

走ってキレるボールとは?下記の記事を参考にしてみてください。

ボウリングの走ってキレるボールとは!?マイボールの種類、性能やプロ仕様のボール紹介
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レベル別おすすめカバーストック

さてカバーストックの種類と性能が分かったところで皆さんのレベル別、オススメカバーストックをご紹介いたします!

レベルだけでなく自分の投げたいボール軌道にも着目してみてください☆

(曲がるボール=スコアが伸びるボールというわけでもありませんよ!)

初心者向き

ポリエステル

投球時のボールの曲がりが少ないので、初心者が正しいフォームを身に着ける際に使いやすい素材です。

また、コントロールがしやすいので初心者にオススメ!

ハウスボールでストレートを投げてきたため「せっかくマイボール買うなら曲げたい」と思いますよね!?

でもせっかくマイボールかったのにストレートボールからカーブボールへと切り替えた際は慣れるまでスコアが落ちてしまう!なんてこともあります。

敢えてストレートボールの投げやすいポリエステル素材というのも一つの選択肢として考えてみてください。

中級・上級者の中では、ストライクが取れなかった際の2投目で、確実にスペアを取るためのボールスペアカバー用ボール)として使用している方が多くいます。

中級者向き

リアクティブパール

レベルが上がってくると、カーブボールやフックボールを駆使しながらハイスコアを狙いにいくと思います。

その時に役立つのがこの『リアクティブパール』を使用して作られたボールです。

まず始めは最後に曲げることで入射角をコントロールする感覚を覚えるためにもリアクティブパールがおすすめ。

今までハウスボールで慣れた方は、最後の”カクッ”というのが心地よいはずです。

上級者向き

リアクティブソリッド

より摩擦力が高く、オイルに強いボールを望む上級者にオススメです。

オイルの厚いレーンでも投げ方次第で思うがままにコントロールが可能な素材です。

メンテナンスをしないとオイルによる劣化で摩擦が減ってしまい、ボール軌道が変わってきてしまうこともあるので、そういった意味でも上級者向きととらえています。

ボールのコアって何?様々なコアの形とそれらの違い

ボーリングボールは、表面のカバーストックとウェイトブロック、そして中心部分の比重の重い材質のコアで構成されています。

コアとはボーリングボールの中心部分にあるボールの動きをコントロールするものと考えていただければよいです。

ボーリングのボールは一見真ん丸なので、重心や転がるときの遠心力のかかり方って一定のような気がしますよね。

でも同じ丸でもあんなに曲がり方が違う!

そうその理由の一つにコアがあるんです。

ボールの中に入っている重心ともなるべきコアには、色々な形があり全然丸くないんです。

※HI-SP様(https://hi-sp.co.jp/)より画像を引用

あの真ん丸の中にこのイビツな物体が入っているんですね!

ちなみに冒頭で出来たボールの曲がる要素の1つである”レイアウト”というのは、コアとボールがつながっている部分(画像の黄色いところ=ピン)を基準に指の穴をどこに開けるかということになります。

この形状により中心の重さの違いだったり、ピンを立てた時と90度寝かせた時の重心のバランスだったりが変わってきます。

これによりボールの動きをある程度コントロールできるわけですね!

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コントロールや曲がりやすさなどを司るRGとΔRG値

上記では、コアの形状には色々な種類がある、とお伝えしました。

でもボールを買うときに割って中身を見るわけにはいきませんよね(; ・`д・´)

そんな時に使われる値を紹介します。

それはRG値とΔRG値。

ボールのスペック表に必ず記載がありますのでご安心くださいね♪

 

で、それぞれの数値の意味はというと、、、

先ほどお伝えした「中心の重さ」がRG値、「ピンを立てた時と90度寝かせた時の重心バランス」がΔRGとなります。

ΔRGの違いは回転した時の遠心力の違い、慣性の力の加わり方(方向、強さ)が変わってくることに繋がります。向きを変える力とも言い換えられるかもしれませんね。

これが変わってくるとどうなるのか?!

簡単に言うと、

RG値が小さい(=中心重い)とボールの摩擦が大きくなり手前から曲がりやすくなります。

逆にRG値が大きい(=中心軽い)と転がりやすくより後半で曲がる軌道になる。

といった感じです。

 

目安です!

2.46~2.49 低RG  2.50~2.55 中RG  2.56~    高RG

 

次にΔRG値について。

ΔRG値が大きいとこのバランスのズレが大きく、遠心力のかかる方向(慣性モーメント)と強さがきつくなってきます。

これにより曲がり幅が全体的に大きくなる傾向にあります。

つまり、

ボールの曲がり幅の大きいボールは、大抵ΔRGが高い!

逆に、曲がりの幅の小さいボールは、大抵ΔRGが低い!

目安です!

0.000~0.035 低ΔRG  0.036~0.050 中ΔRG  0.051~0.060 高ΔRG

 

いかがでしょうか?

何となくつかめましたか?

では、ボーリングボールのカタログを見てみましょう!

おそらく、「RG」と「ΔRG」ってのが書いてあると思います。

このRGがこの数値だから早めにボールが曲がり始めるんだなーとか、このΔRG小さいってことは曲がり幅が小さいボールなんだなーとか・・・解釈が出来るようになっていると思います(^^)

モチベーションUPに繋がるデザイン、カラーについて

マイボールを作る際、素材や販売元にもよりますが、様々なデザイン、カラーを選ぶことが可能で、自分流にカスタマイズすることが可能です!

購入時に確認してみましょう( ̄▽ ̄)

ナニゴトも継続が力!

その為にはモチベーション維持が大切です。

自分のお気に入りのデザイン、カラーで楽しく投げちゃいましょう。

中でも「ポリエステル」素材は加工がしやすいかつ、初心者向けのボールを作ることができます!

ボーリングのスペアボール、カバーボールって何?

スペアボール又はカバーボールと言います。

曲がりが出るボールだと当てにくい10番ピン(左投げの場合は7番ピン)を当てにいく時などに利用するボールです。

一般的にスペアボールの表面は硬く滑りやすくなっている為、ほとんど曲がらず、ストレートボールになります。

レーン上のオイルの量に左右される事なく、安定してストレートボールを投げられるので、スペアを取りたい2投目に使われます。

ストレートに投げて最後の残り一本を狙うときに使うボールとイメージしていただくとわかりやすいと思います♪

プロの間ではこのスペアボールも必ず常備し、必要な時に投げ分けている方が大勢いらっしゃいます。 

まとめ

今回は「マイボール」を作る際のポイントをご紹介いたしました♪

お気に入りのマイボールがあるとたくさん練習をしたくなりますよね?

ボーリング上達の近道はマイボールでたくさん練習することです(^^♪

さぁ、自分にあったマイボールを持ってボーリング場に行ってみませんか?

きっと次は衣装もほしくなるかも・・・( ̄― ̄)ニヤリ